ミスiD2017 わたしはこの星で生き残る賞

No.126
若杉実森ワカスギミモリ
154cm / 女優,文学,イラスト /
自己紹介PR
卒業制作のため主に被写体として活動しています。詩の朗読とライブペイント・イラストやロゴデザインが好きです。FtXなのですが見た目は一応女の子なので応募してもいいものかとても迷いましたが、今回思い切って応募させて頂きました。解離性同一性障害を患っていますが生活に支障はありません。
たまたまミスIDをTwitterで見かけて調べたホームページのキャッチコピーが素敵で思わず応募してしまいました。1度4月上旬に応募したのですが、チキンなのですぐ応募を取り消して頂いてしまいました。お手数おかけしました。その後熟考したのですが、やっぱり自分が一番じゃなきゃ気が済まないので思い切ってギリギリに応募しました。変な所で負けず嫌いなので自分より可愛い子の存在は認めません!!!()いっそ目指すなら上の方、あわよくば一番になりたいです。
お世話になっているベスさんという写真家さんがいます。その方の共同アトリエで作業をご一緒させて頂いているのですが、色々な作家さんと交流させていただくことで学校の狭いアトリエで作業してた自分がバカバカしくなりました。自分から行動するだけで世界は驚くほど広がりました。でもまだまだ狭いと感じるのでもっと広げたいと思い応募させて頂きました。美術だけでなく演技にも興味がありますし、シビアな社会環境にも耐えうるメンタルを身につけたくもあります。ミスIDになるのがゴールじゃなくて、世界を広げる第一歩として捉えていきたいです。世の中の女の子に希望を与えたいとかは二次的な事で、一生懸命泥臭く頑張ってからそういうことは考えていきたいです。というか基本自分の為にしか頑張るつもりはないです。
ここに書きたいことは色々あるけど自分の事を自分が一番よく分かってないです。文面で嘘八百並べることは簡単なのでとりあえず会ってから考えませんか!( ͡ ͜ ͡ )
この高校生活2年間、本当に色んなことがありました。正直死ぬつもりだったけど、ミスIDに出会ってしまったのでぶっちゃけもうどうでもいいです。次いつ死にたくなって死んでもいいように、JKの肩書きがあるうちに足掻いておきたいんです。個性も顔面偏差値も画力も人生もそこそこの私ですが誰にも負けるつもりはないので私を選んでください!!!!!

将来の夢:空間・工業デザイナー 建築士

最近起きたウレシイ出来事:髪切ったら褒められた

好きな本:授業中に眺める世界史の資料集

「これだけは人に負けない!」というもの:美味しいポカリを作る!(部活のマネージャー業で培われた)

人生で「これだけは経験しておきたい」こと:自分の個展を開く

元気アイテム:時々履くヒールの高い靴

好きな言葉:上手く生きろ
審査員のコメント
青山裕企
はじめは、純粋にルックスを評価していたのですが、審査やSNSのダウナーな雰囲気で、さらに魅力が重層的になった感じがしています。
あまりに繊細な思春期性が体現されていて、今後はまったく予想がつかないのですが、
この賞を、いいきっかけにしてほしいです。
吾妻ひでお
ユニーク!
鉛筆の削り方はヘタ。
大森靖子
日によって人格が違いますが、会った人に影響されやすい素直さ故なので、そのグラつきが愛しいです。そういう時期って誰しもあると思うけれど、その変化に身を預け過ぎていて、怖くないのかなと興味深いです。
岸田メル
書類審査の時からこれは逸材がきた!!ってめちゃくちゃ期待してたんですが、会ってみたら想像の3倍くらい変な人で、それも含めて最初から最後までずっと気になっていました。中性的な見た目も手の届かない鋭い魅力がありますし、ときおり垣間見える色んな作品も、どれも他に無い良さがありました。性差を含め、審査期間中色んなことに悩み、迷い、ある意味ブレ続けていた姿が、嘘が無くてエキサイティングで目が離せなかったです。なにより、ブレていてもずっと一本明確に筋の通った強さがあって、それが格好良かった。誰かにコントロールされずにガンガン突き進んで、素晴らしい作品を作って下さい。本当に期待してます。
小林司
いつも言ってるのだけどぼくは骨格で女の子を見てしまう。
メイクとヘアスタイルで女の子は別人になれるし、肉付きや目の大きさ、鼻の形くらいだっていじれば全部OKだ。けど、骨格だけは別だ。カンナで削るわけにはいかない。その意味で、彼女はもうほぼパーフェクト!だ。もしぼくが頭蓋骨フェチの機械伯爵なら、まちがいなく彼女の頭蓋骨を暖炉のうえに飾ってる。
ベリーショートで「来年から男の子になるつもりです」と宣言したカメラテストの衝撃はいまも忘れない。
言ってることと言ってるカラダがかんぜんに一致してる。そして「ミスiD受けた理由、もう昔なので忘れちゃいました。気が変わって辞退するかもしれないです」となぜか鉛筆を削りながら、照れて笑った。その一寸さきすらわからない危うさと美しさに、僕は見ていて震えた。ああ、こういうのが見たかった。
そしてミスiDのオーディション期間を経て、彼女は「少し楽しくなってきたのでもう少し女の子でいようと思います」と少し(いや大きくか)舵を切った。それもまた人生だ。
彼女は危うさを飼ってる。まちがいなくそれが最大の魅力だ。男の子として生きようが女の子として生きようが、それはどっちでもいい。こんなに震えるようなビジュアルを作ってくれた神様に感謝。
佐久間宣行
話してる内容と人の見方が面白くて、いつまでも話を聞いていたかったです。
でもそれと同じくらい、ルックスもいいですよね。可能性がたくさん詰まってる。
死ぬほど好きなことたくさんやってほしい。できるんじゃないかな。
東佳苗
実森の架空感はなんだろう、存在してるのにフィクションみたいで。
「楽しくなってきたので、もうちょっと女の子やってみようかな」
今が一瞬の気の迷いだとしても、実森がこの答えを導き出せたのが“ミスiD”だとしたら、本当に応募してくれて、出逢ってくれて嬉しいです。有難う。
実森はとても美しい女の子です。
山戸結希
朝焼けか夕やけかわからないシーンがあったら、出演していただきたいです。
吉田豪
今年の裏テーマがジェンダー的なものになっていたことについて、個人的にはすごいモヤモヤしていました。女も男もそのどちらかにハッキリ区分けできない人も、ミスiDという同じ土俵に立つのであれば同じ基準で判断すべきだし、「この人はちょっと特殊だから」って感じで評価を底上げしたら、それこそ 差別。で、若杉さんは同じ基準で判断してもこの枠に入るぐらいの人だと思ってます。