ミスiD2017受賞者 / ミスiD2017 やついいちろう賞

No.43
黒沢えりいクロサワエリイ
3月25日生まれ
155cm / B75 W61 H80 / 女優,モデル,アイドル /
自己紹介PR
ずっと死にたくて17才から9年間引きこもっていました。でもやっと最近、やっと「生きたい」と思えるようになってきました。人間がこわくて外の世界がこわくてずっと家の中で暮らしてきました。月に1回、母に車に乗せてもらって、メンタルクリニックに精神安定剤をもらいに行っています。でもやっと最近、うつ病がだいぶましになってきて、少しずつ外に出られるようになってきました。ずっと引きこもって死ぬことだけを考えてきた青春でした。やっと生きたくなってきたと思ったら26才で、たのしい10代や20代前半なんてまったくなくて地獄だった。死ぬ、死ぬと思っていたのに、こんな年になってやっと生きたくなってしまった。でも、9年間引きこもってたわたしが自殺を何度も失敗しながら、母と2人でうつの自分から殺されないように自分で守ってきたこの命、絶対にむだじゃないです。こんな低スペックで挙動が気持ち悪くてどこに行ってもいじめられキモがられなじめないこんな死にたいわたしでも生きてて9年目でやっと死にたみから解放されるというこの事実が世に出ること、絶対に無駄じゃないです。さいきん1ヶ月のうち3日くらいは外に出られるようになったので、久しぶりに美容院に行って、初めて髪をピンク色に染めてもらいました。そしたら、すごく生きるのが楽になりました。引きこもってインターネットしていた期間がだてじゃないから、可愛いものを見つける才能が抜群に天才的に良いです。イソベマスヲさんというイラストレーターの作ったゆめかわなキャラクターやゆめかわなTシャツたちがだいすきで、ツイッターでマスヲさんに、そのキャラクターの絵を書いて送ったりTシャツをきて自撮りをたくさん送っていたら、「前から思ってたけど専属モデルになってほしいくらい君はいつもマスヲワールド感が有る!」と言ってもらえてほんとうに嬉しかった。わたしはこれから生きていくことにしました。わたしのこの命は、めちゃくちゃに強いです。

将来の夢:自分の存在を全国のこじらせている人に知らせること

チャームポイント:色白、斜視、貧乳

最近起きたウレシイ出来事:イソベマスヲさんにマスヲTシャツの自撮りを「専属モデルになってほしいくらい」と言ってもらえたこと。マスヲさんに私の作ったぬいぐるみをほめてもらえたこと。

人生で「これだけは経験しておきたい」こと:自分をめっちゃ肯定すること

落ち着くと思う場所:9年引きこもった自分の家の中
審査員のコメント
青山裕企
不思議なおどりが、世界を開きましたね。
個人的にはノーマークでしたが、過去の話と、今の眼差しをみるに、実にミスiDらしいと思います。
吾妻ひでお
引きこもり特有の魅力があった。(どんな?)
大森靖子
引きこもり期間がガチすぎて長すぎるので、魂の純度の高いまま大人になっていて、最高に癒されるしハッピーな気持ちにしてくれます。
家で家族の留守番中にひとりで部屋で机の角に足の小指なんかをブツけながらおどるような踊りをみせてくれました。おどったことないのに。最高。
あとコンプレックスが故に上達した画像や動画加工技術がとても斬新でかわいいです。
不思議と嫌な歪みを全く感じない、愛すべきキャラクター。
最終面接では一番笑いを掻っ攫っていきました。
岸田メル
もう、今回一番の番狂わせ、ダークホースだったと思います。カメラテストの時はそうでもないというか、どちらかというと引きこもりの話だったり、新しい一歩を踏み出そうとして怯えているような印象が強かったんですが、最終審査ではなぜか異様にハッピー(?)なオーラを漂わせていて、話を聞いたり、別に上手いわけでもない変な歌や踊りを見ているだけでめっちゃ楽しくなる謎の魅力が開花していました。とはいえ、極限まで自分に自信が無いのは変わってないようなので、何かを期待していいものなのかどうか迷いますが、そのよくわかんない感じもmissiD的だなと。
多分届かないとは思うんですが、めちゃくちゃ、すっごく、可愛くなったと思います!
小林司
「引きこもりでした」は、ことミスiDではなんのキラーワードではなくなってしまった。そんな中でそんな「引きこもり」をがっつりと標榜して出てきた彼女。ガチであることはもちろんわかったのですが、その闇の深さよりも、ぼくがおもしろい(失礼)と思ったのはその闇の底にあるもやっとした気持ちのアウトプットの仕方。
たとえばツイッターアカウント。名前もどんどんかわる。もちろんアイコンなんてしょっちゅうかわる。引きこもりだからカメラマンに撮ってもらう写真なんてなくひたすら自撮り。ふつう飽きちゃうんだけど、おそらく有り余る時間の賜物と彼女の培ったスマホスキルで写真がどれも素晴らしくポップだ。もちろん加工されてるけど、どれもとてもキャッチーで、ユメかわいいならぬ、ウツかわいい。
ただネットの世界観がリアルではどうなのだろうと思っていたのだけどそれは杞憂で、たぶん選考委員全員が絶賛するであろう最終面接での絶望とハピネスに溢れたダンス(と言えるのかわからないが)は、また見てみたいなと思わせるひとつの奇跡だった。
こうなった以上、自己嫌悪の泥沼にどっぷりつかってしまった世の引きこもりの新しい可愛さのロールモデルになってほしい。
この写真だけじゃ彼女が選ばれた理由はまるでわからないはず。生きる彼女ぜひを見てほしい。
佐久間宣行
確変。踊れもしないダンスいきなり踊って、会場を爆笑の渦に巻き起こした度胸。
自分は可愛くないを連呼してて、言ってることメチャクチャで、それがかわいさを持つパラドックス。
もっと知りたくなるという意味でアイドルの素質、あると思います。
根本宗子
最高でした。一番笑いました。完全にファンです。やられました。最高。
東佳苗
書類の時点では正直ノータッチだったのですが、選考期間中にありえないくらい可愛くなってませんか?!自信もついて来たからなのでしょうか、書類時の超底辺ニート少女がどんどん社会に適合して来て受付嬢まで登りつめた!みたいな変化が見られました。
自撮りのコラージュ、スタンプなどSNS世代特有のセンス爆発で私は凄く好みです!ずっと地底に居たからなのか17歳くらいから冷凍保存されたまま大人になっているようなので、これからえりいが社会に出ていく様子を共に見守りたいと思います。
ファンタジスタさくらだ
最終審査で、踊ってくれた『うねうねとした気持ち悪いダンス』が最高でした。色白な肌に、神経を尖らせている心が、ときどき痛々しいほど、生っぽくて妙にセクシーだったのが記憶に残っています。とっても可愛いので、自信をもって欲しいと思う反面、自信を持ったら今の魅力がなくなってしまうのかもとも思うので、今のまま突き進んでください!
やついいちろう
最終面接で披露してくれたダンスに爆笑させてもらいました。誰にも見られてない自分の部屋の中で踊ってる様なプリミティブさに溢れてて、肌も真っ白で赤ちゃんが踊ってるところを見てるみたいな可愛さと面白さ。目の前で赤ちゃんが立ち上がって歩き出す瞬間を見せてくれたみたいな気持ちになりました。あんなに声出して笑ったの久しぶりだったので黒沢さんに賞を送らせてもらいます。
山戸結希
祝祭のシーンがあったら、出演していただきたいです。
吉田豪
今年の吉田豪個人賞は彼女しかいないだろうなと決めていたんですけど、最終面接で一気に評価を上げてこのポジションに。それぐらいパフォーマンスも発言も素晴らしかったです。9年間引きこもった結果、26歳なのに10代みたいな外見&空気感を保ったままだし(家でゴロゴロしていたことが冷凍睡眠的な効果に!)、本人 は醜形恐怖症っぽいんですけどちゃんと可愛いし、「ずっと死にたいと思っていた」という彼女みたいな人が、できれば「死なないで良かった!」と思えるような方向にこのまま進んで欲しいものです。