ミスiD2018 「満足な女の子より、不満足な人間である方が良い」賞

No.20
植松咲衣ウエマツサエ
1999年3月31日生まれ (18才)
158cm / B89 W62 H88 / アイドル,文学,2.5次元舞台俳優 /
自己紹介PR
自分の存在がどこに当てはまるかが分からないです。勉強は得意だったし、生徒会長も務めていて先生からは優等生だって言われたけど、本当はハードロックや髑髏が大好き。女の子らしくって育てられたけれど、女でも男でもない誰も心から好きになったことない曖昧な性別。なんでも一人で出来る器用って言われるけど、本当は極度の寂しがり屋。

自分はどの人種なんだろう。
もし、今死んだとしても、ニュースのあの子のように誰も悲しんでくれないだろう。
心から愛されているのか分からない。
笑顔が好きっていわれても、この笑顔は作り笑顔なのか本当の笑顔なのかも分からない。

自分はどこでも独りぼっちなんだ、と憂いでいた時にこのオーディションを見つけました。

自分が死んだ時に少しは悲しんで泣いてくれる人が出来る人間になりたいって思って応募しました。自分を変えたいです。



将来の夢:2.5次元の世界で活躍すること

チャームポイント:色素が薄いところ

好きな映画:千と千尋の神隠し

好きな本:何でも。多い時は月30冊くらい

落ち着くと思う場所:鎌倉宮

あなたにとってのアイドル:Dorothy Little Happyさん

特技:茶道、箏曲、バトントワリング、ヘドバン

最近起きた悲しい出来事:今日、雨が降ったこと

好きなアーティスト、音楽:ロック。SIDさん、Fear,and Loathing in Las Vegasさん。私の原点です。

「これだけは人に負けない!」というもの:発想力

好きな言葉:勉強は、人間最大の娯楽だ
審査員のコメント
大森靖子
自分の信じる女性像を貫くことはとてもアイドルだと思いますよ!
小林司
「こんなに会話をしたくなった女性偉人はいなかった」と津田梅子の名前をあげる女の子が参加するオーディション、ということをまず誇りに思います。
幕末の激震の日本、6歳でアメリカに女子留学生として渡り「オーマイガ、どうしたらいいんだこんな幼子を」とワシントン公使を嘆かせ、帰国後も英語、ラテン語やフランス語から文学や自然科学、心理学を学び、傍ら芸術を理解し愛しピアノに打ち込む。帰国子女として活躍する場なんてほとんどない中で一人戦い、当時の腐った良妻賢母像に疑問を抱き生涯未婚を誓い、最終的にはそれまでの教育とは別次元の新しい日本の女子学生教育に人生を捧げる。つまり、日本の女の子たちのために一生を捧げるのです。しかも男性を排除するのではなく、男女協力して新しい女性の価値観を作るべき、と唱え、「古い概念など破壊し新しい女性になってほしい」と願う一方で「日本の女性が持っていた慎ましさ」などのクラシックな価値観も大事にと説く。驚異のバランス感覚の持ち主。
長々と書いたのは、これはほんとにまるで植松咲衣の物語のように思えてしまうからです。
津田塾大学の塾長を辞任した大正8年、1919年から数えて約100年。津田梅子の志が2017年を生きる女の子の未来を照らすってすごいこと。でも裏返せば、まだ女性の首相すら生まれてないくらい、日本の歩みはのろい、ということ。アメリカや世界だってハラスメントだらけでようやくアウティングの嵐が始まったばかりだから世界中がまだまだ薄闇の中なのかもしれない。
なので、植松咲衣のような女の子がアイドルをやりながら、津田梅子が志した「女性の新しい生き方」を照らすような存在になってくれればそれは最高だなと思います。