ミスiD2020 ファイナリスト

No.55
椎名ナナシイナナナ
1999年7月19日生まれ (21才)
157cm / B78 W63 H87 / アイドル,文学 /
自己紹介PR
親が夫婦の縁を切ったのでわたしは腕を切りました。わたしにはなにもないです。お金もない。才能もない。愛嬌もない。ユーモアもない。コミュ力もない。気力もない。体力もない。生命力もない。未来もない。テレビもないしラジオもない。ただ顔だけはかわいいです。くそみたいな世界ぶち壊したい。



将来の夢:だれかを生かすこと

特技:異常な文字列を書くこと

好きな映画:『百円の恋』『誰も知らない』『青の炎』

好きなアーティスト、音楽:神聖かまってちゃん、大森靖子、泉まくら、不可思議/wonderboy

好きな本:生きてるだけで、愛(本谷有希子)アッシュベイビー(金原ひとみ)水底フェスタ(辻村深月)

「これだけは人に負けない!」というもの:顔のかわいさ

元気アイテム:北海道チーズ蒸しケーキといももちとタピオカ

落ち着くと思う場所:トイレとネオン街

好きな言葉:愛するものが死んだ時には、自殺しなきゃあなりません。愛するものが死んだ時には、それより他に、方法がない。(中原中也)
審査員のコメント
小林司
一度は書類選考で落ちて、DMをしてきて復活した女の子。
「私はいつもギリギリで生きてきました」。
フォロワー数の割にYouTube再生回数が多く、面接でその話を振ると「でもアンチコメントも多いんです」というので「コメント、オフにできますよ」と返すと「いや大丈夫です」(※現在はオフになってます)。
なかなかキモが座ってる。
でもこのYouTubeの白眉はこんなエピソードだ。
「イヤホンをしてニルヴァーナのTシャツを着たおじさんが、バーのカウンター席で飲んでた。時々気持ちよさそうにエアギターをしながら。それを見て私はすごくいいなと思った。でも、そばにいた酔った若い女がそのおじさんに暴言を吐き始めた。やめろと。どうせギターなんか弾けないんだろうと。不寛容すぎるなと。この世界は優しくないなと感じました。その女はマリアと呼ばれてたけど、マリアなんて名前のくせに隣人愛もクソもないと。でも私はその女の暴言を止めることも何もできなかった。情けなくて悲しかった。おじさんが誰にも遠慮せずエアギターを弾けるような世界にしたいと思った。やり方はわからないけど」
不思議と今年一番心に残ってるエピソードで、自分がおっさんだからかもしれないけど、彼女は「私が心地いい世界」じゃなく「訳のわからないおっさんすらも誰かから否定されない世界になってほしい」と本気で思ってる女の子だ。すごくわかる。わかりすぎて聞きながら泣きそうになった。
銀杏が好きで、優しいけど尖った内面を持っていて、喋るのは上手じゃないけど、書かせると、特に長文を書いてるnoteなんかは抜群に面白い。
でも会って話すと、びっくりするほど尖りが消えている。「人前では尖りを消してしまうんです」。それもわかる。でもその奥ゆかしさが彼女の最大の魅力で一番素晴らしい優しさだと思う。優しさで世界を救うのはわかりにくいけど、その優しさは死んでも諦めず、無くさないでほしい。
まずは文章を書き続けてほしいと思う。古典的に、短くても小説みたいなフィクションを書いて何かに応募したっていいと思う。この顔でもう一段きちんとした文章を書けるようになったら、絶対注目されます。
そう、顔はもう何よりすごい大丈夫なので。可愛い。個人的にはちょっと開いた口から覗く二本の前歯は最強。
ハロー、いまきみに素晴らしい世界が見えますか。と言って終わります。