TOKYOブラックホール賞

No.1
愛里アイリ
1994年8月18日生まれ (27才)
157cm / B78 W65 H83 / 女優,YouTuber(ユーチューバー),文学 /
自己紹介PR
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審査員のコメント
小林司
ミスiD2017で「金子愛里」としてファイナルまで進んだ子。北九州の劇団「ハコベラ」の看板女優で、自分で戯曲も書いて演じる一人芝居もできる人。
その時に僕が書いた選評はこうです。
「北九州で演劇をやる。そのことの良し悪しはわからないのですが、最終面接で語っていたような生きづらさがどうしてもあるならいっそ全部捨てて東京出て来ちゃえばいいのに。そう半ば無責任に思ったのですが、そうはいかないものですよね。よくわかります。
可愛いし自分で書いた一人芝居もよかった。自撮りとかツイッターのセンスなんかもあると思う。あとはなにかに遠慮してる感じをふっきってほしい。
才能はあると思います。あとはそれを活かす場所を自分で作るのも才能。」

今年の最終面接で、「恥の多い人生を送ってきました」と太宰治のように切りだし、「今まではそれを誰にも言わずに隠して生きてきたけど、今日はそれを出そうと思って」と前置きしてから、数段すごい一人芝居を見せてくれた。
そして「吹っ切れました。見てください」とお辞儀をした。
「恥の多い人生」がなんなのかは、彼女がこの先に書く戯曲や一人芝居、もしくは別の形でも、何らかの表現で語っていくんだと思う。でも、正直もうそれはどうでもいい。それくらい、今の愛里は三年前の金子愛里より数段先に進んでしまった。もともと天才だなと思ってたけど、それは”可愛いバイアス”がかかってたとこもある。もちろん今だって可愛いんだけど、なんかもうそれ言ってる場合じゃないというか。
期間中、上京して初めての「ハコベラ」舞台観に行きました。初ハコベラ。「東京出て来ちゃえばいいのに」と無責任に言った責任もあり。はっきり言ってめちゃくちゃ感動した。興奮してツイートもしてしまったけど、ほんとにコメディセンスも不条理さも疾走感も四人の演技も素晴らしくて、「ああこれで東京でハコベラが観れる」と思った。
けれど現実は厳しくて、劇団を続けていくことはとてつもなく難しく、現状そのままで行けるかどうか不明ということらしい。
けど、久しぶりに今年ミスiDで会った彼女が言った「一人でも芝居やります」を、今彼女は一人ユーチューブ芝居という形で実現しようとしてる。
すごくいいじゃないか、一人ユーチューブ芝居。何かを変えるのはこういう女の子だ。
とにかく今年、東京に出てきた愛里を観よう、生でもYouTubeでもなんでも。
SPOTTED PRODUCTIONS
面接の時の「語り」が内容も語り口もとてもとても良かったのを思い出します。表現者として、女優として、今後に期待してます!