ミスiD2020 吉田豪賞

No.126
栞鳳シオウ
8月23日生まれ
156cm / B80 W60 H88 / 女優,アイドル /
自己紹介PR
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審査員のコメント
川後陽菜
毎回作ってくる衣装がクオリティもテーマも良かったので、服に自分の個性・特徴があれば衣装制作の仕事も増えそうだなとおもいました。
小林司
「今まで関わってきた人が動画見て応援してくれたり、コンプレックスも吐き出せて、ミスiD出てほんとよかったなと思います」というようなことを、最終面接では喋ってくれた。泣きながら。
もともとアイドルへの強烈な憧れがありつつ、吉田豪さんも選評で書いてるように、自分のコンプレックスとも強烈に戦ってる人で、そして何よりも本当に素晴らしい衣装を作る人。
でも彼女が一番すごいのは、服を作ることも、自分がアイドルになることも、どっちも諦めてないことで、彼女自身もまた十分可愛いんだけど、それでも見た目を気にしてしまう性分で、ほんとは全ての女の子がそんな見た目に左右されず自分のしたい表現をできる世界になればいいのだけど、現実はなかなかそんなにうまくはいかないわけで。
でも、彼女はまさしくそれをやろうとしてる。
それはたぶん彼女が、最終的には「形にして」考え、実際に「形にして」しまえる人で、だから自分の中のコンプレックスや醜さ、美しさを全部ぶち込んだあの美しい服を作れるのだと思う。
そういう意味で、いま、誰よりも、女の子が見た目に左右されず自分の生きたいように生きられる希望のロールモデルになれる存在かもしれない。
夢月
他人からしたら全く気にならないのに(なんなら魅力的なチャームポイントだとしても)本人にとっては泣きたくなるようなコンプレックス。そんなことないよ〜だけで済ませるんじゃなくて、寄り添って理解した上での魅力の引き出し方をヘアメイクでもしたいなって、みやがみちゃんを見て思いました。
そして作るお洋服、本当にすごい!今すぐにでもアイドル衣裳さんとして活躍できるクオリティだと思います。
吉田豪
今年は口蓋裂の子が複数いたりとか、要はほぼ完治しているから一見するとわかりにくいんだけど本人は死ぬほど気にしているし、そして他人は何も知らず無邪気にいじりがちなハンディキャップを背負った子が多かった印象があって、みやがみさんは外斜視の人です。疲れが溜まると片目がズレていくとのことなので、いわゆる間欠性外斜視だと思うんですが、そのせいで「気持ち悪い」「クスリやってる?」「変だね」とか言われまくって人と喋るのが苦手になったとのこと。実際、カメラテストでも最終審査でも喋るのは決して上手くはなかったし、Twitterでも日々くすぶってる感じは伝わってきます。でも、好感の持てるいい感じの不器用さだし、ちゃんと可愛い子だし、平成墓嵐WESTの一員だけどいい意味で墓嵐っぽさもないし、つまりアイドル性も相当高いし、衣装製作のセンスもいいし、そろそろ人生が報われればいいなと思って吉田豪賞に選びました。同じようなコンプレックスを抱える人たちの希望になってくれたら理想的!