ミスiD2020 ファイナリスト

No.105
藤井愛稀フジイイツキ
1996年10月31日生まれ (25才)
157cm / B88 W60 H89 / 女優,文学 /
自己紹介PR
応募するつもりなんてなかったのに、うっかり開いたTwitterで朝まで受け付けますというのをみてエントリーしてしまいました。一度はやっぱりやめようとフォームを閉じましたが。
私は去年、映画の現場でミスiD受賞者の子たちと出会い、ミスiDというものに興味を持ちました。
元来根暗で人見知りのいじめられっ子だった私は、映画でみたYUIさんに憧れて音楽がやりたくなって知り合いに勧められるがまま入った養成所で演技というものを知り、それまで感じないよう見ないようにしてきた感情、自分というものに触れられた感覚が忘れられず今に至っています。そのため私が芝居をする理由の1つに、芝居をすることによって人間とは何か、自分とは何なのかみたいし知りたい。そんな探究心があります。それを求めているうちに自己承認欲求というのは醜いものだという捉え方をしてしまうようになっていましたが、彼女たちに出会って、その捉え方を覆されてしまいました。

彼女たちは強くて、美しくて、本当に魅力的で。
そんな彼女たちが何気なく話していた「ミスiD2020って、2020ってなんか強くない?」という言葉が忘れられないということと、魅力的だなと思った人が実はミスiDだったりということなどもあって。応募してしまいました。強くなりたいです。

一言で言い切れない、入力フォームに記入するだけじゃ伝えきれない好きな音楽とか映画とか本とかあるのにこれだけで自分が審査されるのだと思うとすんごい怖いですね。ここにもたくさんの文字を並べてしまいました。すみません。監督からOKが貰えるわけではない自己PRが苦手すぎる私が自分でこんな怖すぎるものに応募しているというのが自分でも信じられません。

https://youtu.be/pBt_fqxSRzE
https://youtu.be/Z1yJM-dsShY
https://youtu.be/0dD6PjskxyQ
https://youtu.be/_DyA8rjb4ns
https://youtu.be/RfjqLUKBMHQ
https://youtu.be/HXWFjceLIh0
https://youtu.be/LaGn2E3EP_0
http://salon-community.com/feature/986/



将来の夢:自分で自分にOKを出せる人間になる

チャームポイント:感受性が豊かなところ

最近起きた悲しい出来事:猫相手に育児ノイローゼみたいになっちゃったこと

好きな映画 :「生きてるだけで、愛」「退屈な日々にさようならを」「サイコ」

好きなアーティスト、音楽:空きっ腹に酒/amamzarashi/TK from 凛として時雨

好きな本:すいかの匂い/東京百景/心の視力

人生で「これだけは経験しておきたい」こと:また一緒に仕事したいと思った人とまた一緒に仕事したい

元気アイテム:スーパー、薬局、電気屋さん

落ち着くと思う場所:緊張した後のトイレの個室、自分の部屋の布団の中

好きな言葉:とてつもなく

あなたにとってのアイドル:最果タヒさん

ミスiDをどこで知ったか:小林司さん
審査員のコメント
小林司
「ミスiDが苦手でした。Twitterで見る彼女たちは、承認欲求の塊で、病んでて、突飛で。好きじゃないな、とずっと思ってました。でも、ある映画の現場でミスiDのたくさんの子たちと一緒になったんです。その時、彼女たちは、儚くて、綺麗で、強くて、かっこよかった。あれ、私が勝手に思ってたミスiDと違う。というかこんな人たちがいたんだ、ってなって」
彼女がカメラテストの冒頭で喋った言葉は、ミスiDというオーディションがそれをぼんやり目にした人が抱きがちな印象をうまく表現していて、とても聡明な人だな、というのが第一印象でした。
そもそも「印象をちゃんと変えられる」ということがまずすごい。人間は固定概念の生き物だから。
京都在住で、すでに女優としてもフリーで活躍してる。ミスiDが多数出演した美少女ホラー映画『血を吸う粘土』の続編、『血を吸う粘土 派生』でも、AMIKO以外、正本レイラ、藍染カレン、美鈴、やね、ろるらり、といった演技初体験のミスiDたちと比べて図抜けて演技もちゃんと上手く、主演を務めている(本来出演予定だったとあるミスiDの子の降板も絡んでいるので「縁」もある。ちなみに本当素晴らしい映画なので1と合わせて観て下さい。多分NETFLIXで観られます)。
その彼女が、カメラテストでは演技ではなく、ギターを持って歌った。
女優さんの手慰みかと思ったら、まるで僕の好きな70年代のシンガーソングライターたち、たとえば一作で引退してしまった伝説の金延幸子のような、儚くて移ろうような歌い方をする。とても惹かれてしまった。
その時もそうだったけど、終始ちょっと怯えたような目をしていて(だからホラー映画にはぴったりな気がした)、この不安定さ、自信のなさはどこからくるのだろうと思ってた。
最終面接で「今日はギターを持ってきませんでした。カメラテストは(公開されるので)誰にでも見られてもいいものにしなきゃと思ってたんですが、今日は丸腰で来ました。お話をしたいと思って」と話し始めた時、ああ、やっぱりあれは鎧を着てる彼女なのだと思った。
最終面接の彼女は、カメラテストとは打って変わってだいぶ柔らかく無防備な彼女だった。幼少期、母親のスカートから出てこなかった女の子が、兄の真似をして勉強だけするようになったこと。嫌な思いをしていた眼鏡をあるきっかけで外すようになったら、親戚のおじさんに芸能の養成所を紹介されたこと。そんな偶然が積み重なり、内弁慶な少女が外の世界に出て表現をするようになったこと。
喋り始めるまでは様子を伺いおしだまってる。けど一旦喋り始めると、弾かれたように止まらない。
感情表現は女優として観たい、と思わせてくれる。
個人的には、たとえば喋ることを封じられた女の子を観たい。あるいは逆に、岡崎京子さんの「くちびるから散弾銃」みたいなひたすら喋る女の子を観たい。大きな目で恐怖に怯えるスクリームクイーンみたいな映画を観たい。
彼女を観てるとどんどんそういう気持ちが出てくる。
あとやっぱりギター弾いて歌うの、とっても魅力的なのでまたどこかで絶対に観たいのです。