小林司賞

No.100
ひのめ亜美ヒノメアビ
2000年12月23日生まれ (20才)
自己紹介PR
顔は可愛くないし、頭も悪くて文章も綺麗に書けない。運動もできない。
歌も楽器も下手くそでなにをやるにもみんなみたいに上手くできなくていつも諦めてばかり。
SNSで回ってくる女の子はみんな可愛くて一生懸命生きてて私にないもの全部持ってた。
私にはなにも無いから、今年の三月、たまごサンドを食べながら十代のうちに死のうと思ってた。
大嫌いなきゅうりの味が口いっぱいにどろどろした食パンと卵に挟まれながら広がってた。
先日、ミスiDカフェに初めて行った。小林さんが声をかけてくれた。変わりたかった。私はなにか私のなかにひとつでも輝くものが欲しかった。
それをミスiDを通して見つけていきたいのです。
人生に1回降ってくるかこないかの私にとっての大チャンス、なにもないけど、ないからこそ無の私に色を入れていきたいと思いました。



将来の夢:見つける

チャームポイント:左目の下のホクロ三連

最近起きたウレシイ出来事:美味しい唐揚げを食べたこと

最近起きた悲しい出来事:ライブのチケットを家に忘れて当日券買ったこと

好きなアーティスト、音楽:プレイリストのなかの音楽すべて

元気アイテム:音楽

落ち着くと思う場所:家

あなたにとってのアイドル:あにお天湯ちゃん、吉澤嘉代子
審査員のコメント
小林司
今年の春、オトノハカフェでやったミスiDカフェに来てたある女の子が気になって声をかけた。「ミスiD出ないんですか?」と。
けどまさかその時の子に、半年後、自分の賞をあげるとは夢にも思ってなかった。
「この二日で嬉しかったことは、電車で前に座った女の人のほおに左右対称にぴったりホクロがあってすごいなって思ったことと、ゆうちょで下ろそうとしたらファミマ行っちゃってそこで下ろしたら216円の手数料が浮いたことと…」
堂々とした大きな夢を語ることが苦手で、小さな(というかどうでもいいような)幸せや夢しかない。それって彼女だけ、というより、今の若い世代独特の身の丈サイズの世界観でもあると思うけど、こんなしょうもない世の中ででかい夢を見ろという方が気が狂ってると思う。
だからきっととても誠実なのだ。
自分でインパクトが薄いと言い切り、面接中もずっとモジモジして質疑が終わるとつまんなそうにどっかを見てる所在無さは、人によったら感じ悪く見えるかもしれない。
けど、それが嫌いじゃないというか、むしろいいなと思って見てた。そういう居心地の悪さを抱えた人だけが世界を変えるんだよ。
最初「自分には何もなくて死のうと思ってた」と書類に書いてた頃に比べ、確実に明るく前向きになった。それってすごい成長で、革命で、これだけでどんな賞より出る価値ありませんか。
面接が終わって、「言えなかったので見てほしい」と送ってきた女子校での友達と撮ったスチール写真を編集した動画は、男子校で悶々とした6年間を過ごした自分の胸をよくわからないけど締め付けた。
こういう、何になりたいのかわからないけどきっと面白い、そして実はセンスもある、小さな幸せを見つけるのが得意な散文みたいな女の子が、自信を持って夢を見つけられる世界になってほしい。
その時彼女がそういう女の子の代表みたいになってたら最高だと思う。
あの春のカフェで、何が気になったのか覚えてないんだけど、僕は気になる子は高確率でそういう存在になる自信がある。それを証明してください。
山崎まどか
なかなか説明しづらいのだけど、とても可愛くて後を引くキャラクター。