ミスiD2021 セミファイナリスト

No.1425
井本みくにイモトミクニ
女優,映像制作,邦ロック,ラジオ,文学 /
自己紹介PR
「お前はアトピーだから、アイドルにも女優にもなれない」
幼い頃に父に言われた言葉がずっと付きまとってくる。

可愛くない、肌が綺麗じゃない、背が低い。人から見れば小さなコンプレックスにずっと悩んできた。スカートも半袖もアイドルも、隣のクラスの可愛い女の子も嫌いだった。親に勧められて始めた吹奏楽は長続きしなかった。誇れることと言ったら人より勉強ができることくらいで、それも所詮は狭い田舎だからだと気づいた。
数少ない友達に誘われて、演劇部の公演を観に行った。狭い図書館の一角で、女子生徒3人だけで野田秀樹の『赤鬼』を上演していた。4人の登場人物に対して3人しか役者がいなかったこと、体が大きく言葉も通じない赤鬼を照明だけで表現していたことに衝撃を受けた。制約を軽々と飛び越える表現に惹きつけられた。想像の世界では人はどこまでも自由なのだと、初めて知った。
演劇を始めて4年、100人も入らないような小さな劇場でずっと活動してきた。私が私であることから逃れたくて始めた演劇が、いつの間にか楽しくなっていることに気づいた。脚本、演出、音響、照明、舞台美術、俳優、観客。様々な要素が絡む中で、ずっと嫌いだった自分の身体だけが自由に使える武器だった。憧れていた人と仕事ができた、小さな賞だけど俳優として1位を取れた、そんな小さな出来事を積み重ねるうちにスカートも半袖も着られるようになった。
大好きな演劇が「いま・ここ」にいる人間にしか届けられないもどかしさから、離れたところにいる人や、家族にも届くようなメディアでの活動をしたいと思い、ミスiDへのエントリーを決めました。特別な物語のない人生だけれど、憧れも自己嫌悪も抱えた等身大の自分のまま、悩みながら生きる誰かの背中を押せるような人間になりたいと思っています。


将来の夢は何ですか?:俳優

あなたの武器(特技、スキル、資格など)は?:好きなことに対して真摯なところ

いま一番時間を忘れるほど夢中になれることって何?:FF10

今までの人生でやったいちばん悪いことは?:親元を離れるまで18年間ずっとくだらない理由で喧嘩しつづけたこと

最近起きた悲しい出来事は?:Nintendo Switchの抽選に外れつづけた結果、そもそも欲しくなかった気さえしてきたこと

あなたの好きな映画は?:怒り

あなたの好きなアーティスト、音楽は?:amazarashi

あなたの好きな本は?:宮沢賢治「よだかの星」

ひとつだけ魔法が使えるなら?:欲しいものは自分の力で掴み取りたいので使わないと思います

あなたにとってのアイドルは誰?:世間一般のアイドルからは外れるかもしれませんが、人生観を変えてくれた秋田ひろむさんです

アフターコロナの世界に期待することは何ですか?:外出自粛期間中も支えてくれた方々に直接お礼を言うこと
所属
株式会社クリア