ミスiD2021 グランプリ

No.2605
まほマホ
女優,モデル,映画,アニメ,ゲーム /
自己紹介PR
香港アイドル乙女シンドリームのまほです。
今日本語とフランス語勉強しています。
去年香港バップテスト大学映画系卒業しました。
アイドルについて卒業映画作品を作りました。台本や監督や美術や主役も全部自分でやりました。是非見てください。
コスプレとモデルを興味があります。C3AFAHK 2019 の公式モデルになりました。鬼滅の刃の願禰豆子とRe:Zeroのレムをコスプレすることがあります。


将来の夢は何ですか?:蜷川実花さんのような偉い芸術家になりたいです。

あなたの武器(特技、スキル、資格など)は?:映画製作全般、料理、英語、JPHAA 日本パステルホープアート協会 準インストラクター、撮影、タイボクシング、スノーボード

いま一番時間を忘れるほど夢中になれることって何?:映画を作ることと写真を撮ることです。

今までの人生でやったいちばん悪いことは?:一度だけ病院に入ったことをお父さんに隠しました。

最近起きた悲しい出来事は?:太ったことです。

あなたの好きな映画は?:Life is beautiful、V for Vendetta、The Dinner、嫌われ松子の一生

あなたの好きなアーティスト、音楽は?:SEKAINOOWARI 、BISH、和楽器バンド

ひとつだけ魔法が使えるなら?:平和、民主と自由の世界を作りたいです。

あなたにとってのアイドルは誰?:蜷川実花さんとえなこさんです。

アフターコロナの世界に期待することは何ですか?:人は他の人にもっと考える世界になることを期待しています。
所属
Dokuran Limited
審査員のコメント
赤澤える
暗闇に差し込む一筋の光のような人。彼女の受賞を心から願っていました。
彼女の放つ優しい光は人を照らし、包み、導くものです。現に私たち審査員の多くは、審査中にこの光に救われていました。審査会議で出た「オンラインの今年を象徴する良さ」という彼女への評価には誰もが深く頷いていたほど、彼女には圧倒的な魅力があったように思います。強すぎず、でも決して弱くない、たしかに在るその光源に、直接お会いできたらどんなに素敵なことでしょう。
送っていただいた動画を何度も繰り返し観たのは、きっと私だけではないはず。その声とメッセージだけを受け取るために、目を閉じて再生することもありました。そのたびに私は何度も優しい光に触れることができ、涙が出そうにもなりました。
そうしているうちに、この光が消えてしまわない世界を望みたくてたまらなくなってしまったのが、この一票を捧げることに決めた理由です。彼女がグランプリを受賞することは、この優しい光がたくさんの人へと届くきっかけにもなるでしょう。それはこの世界にとって新たなる希望を示すことに直結するはずです。私はこの目でその未来を確かめたい。そう願っています。
まほさん。あなたがたった今、このような結果を収めたことを心から嬉しく思います。眩いほどに輝くその魂に、心からの敬意を込めて。
川後陽菜
カメラ審査の時から圧倒的にずっとよかったです。ルックスもいいけどそれ以上に喋ってくれた内容が素敵で、香港だからとかそういうのでもなく本当によかったです。引き込まれました。芸術家楽しみです。
菅野結以
清らかな心で、たくさんの理不尽を見つめながら、夢見ることをやめない、届けることを諦めない。失われた天使のような女の子。

自分のことを平凡だと言い、
それでも非凡な選択をしていきたいと涙ながらに話してくれた姿は、インターネットの壁を超えてダイレクトに胸に突き刺さった。
小林司
今回はミスiD始まって以来、最終面接で「対面面接」を全員にできなかった年だった。
「コロナが怖くて上京を親に反対された」という十代も、また海外からのエントリーなので行けない、という人もいた。

香港に住む彼女もその一人だった。

でも彼女はまるで違う国にいるなんてわからないように、SNSや動画でその日々を伝えてくれた。
香港ではスシローが流行ってるよ。アイドルは今ストップしてるけどレッスンはしてる。絵の教室に通い始めたよ。
止まってしまった世界で、夢をあきらめず、研鑽をやめず、手作りの毎日を見せてくれた。ただ元気ですと伝えてくれることで、こちらも元気であることを送り返したくなった。
村上春樹は「僕らはみんな治癒を求めて生きている。あなたが誰かに治癒を求めようとすれば、あなたもまた誰かを治癒しなくてはならない。僕らはその交換行為の中で『生きている』という実感を得るのです」と書いている。
僕らはこの長いコロナの中で、治癒のエールを交換することを学んだ。地味だけど、それこそが「生きてる実感」になった。

「アイドルって何?」という問いへのひとつの正解は、大森靖子さんの「ハンドメイドホーム」という曲の歌詞にあると思っている。
「毎日もどうかしそうで でもアイドルだって笑ってるし」というここ。
いつもここで泣いてしまう。

ミスiDは「iD=アイデンティティ(私は誰?)」を探し、「i=私」と「D=ダイバーシティ(多様性、なんでもあり)」のオーディションだ。そして「 ”iD=アイドル”」ってなんだろう?を問うオーディションでもある。
2012年にミスiDを始めたときのコピーは「歌えなくても、踊れなくても、誰かの明日を元気にできればそれはもう誰かのアイドル」だった。
世界がどんな暗い闇に包まれてても、灯台はどこかにある。その人が笑えば闇に光が差す。
歌うとか歌わないとか、同じ制服を着てるかどうかとかじゃなく、アイドルは、どこかにいるそういう人のことを言うんだと思ってる。

香港アイドル乙女シンドリームのメンバーで、日本語とフランス語を勉強していて、ディズニープリンセスが好き。映像制作を学び、監督と脚本と美術もやって、自分も俳優でありモデルもする。中国の武侠小説を読み、セカオワやBISHが好き。夢は蜷川実花さんみたいな芸術家になりたい。
(あと個人的には、落ち着いて、温かくて、押し付けがましくないいい声をしてる)

コロナがもたらせてくれたいいことの一つは、世界は繋がってるんだと改めて教えてくれたことだった。
どこにいても人は喜んだり悲しんだりして一日を営んでいて、それはどこかは似ていて、どこかは一人一人ぜんぶ違う。でもみんなが一生懸命生きている。同じクラスや職場の人も、遠いブラジルに住む人も。
だから「香港人であること」が彼女の特別なアイデンティティじゃない。同じ香港のグループからエントリーしてくれた、小白、りんかサイも同じ香港人だけど、それぞれの魅力はみんな違った(皆魅力的だった)。
彼女がグランプリになったのは、香港人だから、じゃない。
離れてても、人は人を励まし、癒し、元気を与えられる。離れてても近くにいても、人はそれをすることが生きてることの実感なのだ、と言うことを教えてくれたからだ。距離は言い訳にならないと。

もしかしたら去年でも来年でも、彼女は何も変わらなかったかもしれない。けど、今年だからよけいに彼女は希望だった。
今の時代のあるべきアイドル像はまさしく彼女のような人。そして世界中にいる彼女のような人たちだ。

佐藤ノア
誠実な姿勢に心を打たれました。
歌って踊るだけじゃない、広く広く周りを見ている風に思えました。
こんな時代だから勿論会えはしなかったけれど、まるでプリンセスのような心を感じました。クリエイティブ力も勿論あって時代にも合っているのか、順応しているのか。
とにかくこんな世の中で沢山の事が起きた今だから自分にできることをいつだって探していた。紛れもなくグランプリです。
She is・竹中万季
消極的だったというまほさんが、様々な思いを抱える中で、真剣に悩みながら目標を見つけ積極的に行動していく姿が映像から伝わってきました。映像作品もこれからたくさん見てみたいです。
SPOTTED PRODUCTIONS・直井卓俊
最初の面接の切実さも「現在」を感じて衝撃でしたが、SNSや動画などで発信する「現在」に胸が締め付けられ、その中で手繰り寄せる希望の形に感動しました。象徴的なんて言葉ではなく、アイドルという事だけじゃなく、1人の人間としてリスペクトします。嗚呼。
戸田真琴
どうして世界はこんなにもままならないのだろう、どうしてただ夢を見て幸福に生きることが簡単には許されないのだろう、この苦悩には、この犠牲には、どんな意味があるのだろう、もしも意味もなく苦しみ、意味もなく犠牲になっているひとがいるのだとしたら、神様は、どうしてそんなことをなさるのだろう。と、ほんとうに打ちひしがれてしまっても仕方ない、そういう日が、あまりにあります。それは、まほさんの居る国とは状況が異なる日本にいても思うことです。まほさんが、ほんとうはディズニープリンセスのダンスを見せたかった、とおっしゃったとき、わたしはパソコン画面の前で、どうしようもなく泣いてしまいました。人が、夢をみて、それに憧れ、ときめきながら生きることの本来の意味を、痛烈に突きつけられたと思いました。わたしたちは、ゆめを見る生き物なのだと、あなたの姿を見て心からわかりました。

どうして私たちにはアイドルが必要なのだろう。どうして私たちにはときめきの供給が必要なのだろう、どうして君の笑顔を見て心が大丈夫になるのだろう、どうして君は踊るのだろう。
そういうことの全てのあっけらかんとした、原始的でうつくしい答えが、まほさんの魂に宿っていました。
アイドルという言葉のほんとうの意味を、見せてもらったような気がします。
ほんとうの心のかわいさと美しさは、生きることへの切実さは、やさしい気持ちは、オンラインでもオフラインでも関係がなく、時間のずれもメイン言語の違いをももろともせず、かならず届くのだと、この2020年、2021年にわからせてくれてほんとうにありがとうございます。

あなたが永遠のアイドルです。人の心をやさしくなぐさめる天使の所業を、人間のまま、たおやかに繰り返す2021年のヒロインです。

こんな世界で、どうして夢など見られようか、と光を失いかけるとき、かならず、まほさんのことを思い出すのだと思います。
根本宗子
状況うんぬんではなく、純粋に、素晴らしく魅力的な女の子だなと思いました。
夢月
誰かの明日の希望になるのがアイドル。
ミスiDに出ることを選んでくれてありがとう、私達にとって貴方はもうアイドルでプリンセスです。
吉田豪
コロナのせいでカメラテストや面接などで応募者に全然会えなかったミスiD2021。最終面接も直接会えそうな時期を待ってギリギリまで期間を引き伸ばしたものの、それでもいろいろ難しそうだから参加人数を極端に減らすことになった、そんな今回のミスiDを象徴するような、最終面接にすら来れなかった=つまりいままで一回も会ってない香港ガール(チフス)をグランプリに推してみました。最初のZOOMによるカメラテストでもいちばんいいコメントを残していたし(諸事情で編集済みだけど正直ボクも泣きそうになったレベル)、大学で映像制作を学んでいただけあって自作の3分間動画の完成度もトップクラス。いろいろ大変な状況下で、会えないことをいちばんプラスにしていた人なんじゃないかと思います。ボクはあんまりこういう言葉を使う人間じゃないんですけど、殺伐としたいまの時代の「希望の光」だな、と。