わたしの魔法は負けない賞 / スタンドアップシスター賞

No.57
川崎玲音カワサキレノン
モデル,被写体,作家(小説、エッセイ) /
自己紹介PR
小学生の時、教科書に載りたいと思いました
いつか自分が教科書に載る時参考になるかもと6年生になった時から日記をつけ始めました

中学生の時、古文を読んで 何か後世に作品を残したいと思いました
文章を書くのが好きだったので2年生の秋から人に見せる前提の日記を別のノートにつけ始めました

高校生の時、しぬ前に多くの人の記憶(それも楽しい記憶だったらいいな)に残りたいと思いました
そして自分も皆のことを憶えておきたくて手帳に細かく楽しかったこと嬉しかったこと悲しかったことを記録し 写真を撮り溜め 素敵な景色を見た時は一生覚えておこうと目に焼き付けるようになりました

大学に入り、自分が非常に不安定だと気付きました
ここでの不安定とは、精神的なものだったり 気づいていない病気だったり 不慮の事故だったり 自分の制御できない部分が多すぎるということ いつ私がこの世を去るタイミングが来るのか全く分からないということです
生物として当然ですが 私は人より強く人生の終わりを意識してしまいます 身近な人が事故で亡くなったり自殺したりして 一層 時間がない と思いました

挑戦したいことは全部しようと 被写体を細々とはじめました
小さい頃から文章を書くのと同じくらい写真が好きで 特にうつることが好きでした
憧れの被写体さんのように素敵な作品を残そうと楽しみに始めたけれど 自分の憧れと求められる像が違うことが多く、自分は何のためにうつっているのか分からなくなりました

1年が経って今に至ります

自分が生きているうちに
「こんな人間がこの世にいました」
と どこかに残しておきたい
人の記憶でも 文章でも
誰かの心に引っかかって、たまに想いを馳せられたり あわよくば目標のようになれたら、そこにやっと自分の生きた意味があると思うのです


ずっと憧れだったミスiDに今
川崎玲音という人物を残します


将来の夢:MVに出る/本を書く(非売)/ネタツイッタラー

よく言われる第一印象:性格悪そう

でも本当は?:悪いかも

テンションがあがる瞬間:昔の日記や交換ノート等を見つけた時

好きなアーティスト、歌手:川谷絵音

好きな本、漫画:徒然草/はやみねかおる先生の作品全般

よく見るYouTube:踊ってみた/ゲーム実況

会ってみたい人(有名無名問わず):み さん

常々疑問に思っている常識:女の子だけめちゃくちゃ痛い思いして妊娠出産すること

時間を忘れるほど没頭できること:勉強/絵を描く/文章を書くこと

最近の悩み:自分家の水回り汚すぎる

あなたが自分で武器だと思うもの:いろんな分野に興味をもてる

あなたが自分で弱点だと思うところ:生活力が無さすぎる

これから始めてみたいこと:ネタツイ

あなたにとってのアイドル、神様:犬パスタ川崎

ミスiDを知った時期ときっかけ:高校生/自分が中2の時ブログを見ていた杉本桃花さんがミスiD2017を受賞したから

好きな、気になるミスiD(いなければなしでもOK):杉本桃花さん
審査員のコメント
赤澤える
見つめているうちに溜息が出ました。美しい才能を持っていますね。私の溜息まで美しい景色にしてしまうくらいのひと。現れてくれてありがとう、のきもちです。
大郷剛
素敵な人、日記や投稿は見ています。
小林司
地元・岡山で幼稚園からの親友である宮影ゆきと一緒にほぼ寝ないで最終面接のため東京に。「私は憧れだったミスiD女の子たちみたいな神秘感はない」「みんなを幸せにしたいけどできなかった」「ツイッターで見た人や音楽が現実に代わって大丈夫だよと言ってくれた」「好かれないと自分を認められないという世界は嫌だ」。時に涙を流しながら、一言一言を大事に丁寧に話してくれた最終面接。言葉ってこんなふうにちゃんと届くんだなあ、とちょっと鳥肌が立ったくらい。聡明っていう言葉が今年一番似合った人。
自撮りや写真を上げるのはまれ。ほぼ毎日「日記」を上げるというやり方も、決して過剰に流れない。
「芸能人になりたい」ということではなく「女の子たちが幸せになるそのお手伝いをしたい」という底に流れる揺るぎのないシスターフッド。それをストイックに突き詰めていく正しさの息苦しさから少し解放されたら、もともとの怪しげな魅力なんかも解き放たれそうで、また別フェーズの魅力も放つような気がします。
戸田真琴
私はファンレターなどで「自分はあなたと同じだ」という類の言葉をほんとうによくいただくのですが、そのたびに、ほんとうにそうならこんなに孤独じゃないよ、と半ば投げやりな諦観を覚えていました。自分の見ている世界がどんなに珍しく苦しいものなのか、それなりに自覚しているからです。川崎さんから「戸田真琴さんがやろうとしていることは私のやりたいと思っていることととても近いと思う」というDMを頂いた時も、はじめは正直半信半疑でした。しかしそれからも彼女を引き続き見ていると、それは本当なのかもしれないと思えてきました。これは偉そうに聞こえるかもしれませんが、私の人生の中でも相当に稀有で、おどろくべきことでした。最終面接で話す姿は、こう言われるのが嫌だったら申し訳ないのですが、ミスiD2018を受けた時の私そのもののようで、つい思い出すように涙が出てしまいました。でもあの頃の私よりも彼女はずっと地に足をつけて現実的な努力を重ねてきていて、なげやりでもなく、ただ真摯な気持ちを剥き出しにして持ってきてくれていて、これはなんて眩しいんだろうと思い、冗談じゃなく救われた気持ちになりました。
いろいろな女の子の懇願を一心に引き受けてきたミスiDの歴史の中に、たまに砂金のようにちらりと混ざる、自分以外の誰かのための祈りがあります。(それは時に自分自身への祈りにもなります) 玲音ちゃんの話す言葉はそれでした。これ以上愛のない世界に女の子たちを殺させたくない、という祈りは、迷えるこの世界の目印になっていける金色の火です。言わなくても失わないだろうけど、絶対に失わないでほしいし、私も何度死んでもがんばるから、玲音ちゃんの生きる世界で共にがんばりたいです。世界の酷さに黒く燃えすぎて苦しい日や、愛という名の薪が足りなくなった時にはきっと私に言ってください。助け合いましょう。