アメイジング ミスiD2022 / ミスiD2022 CHEERZ賞

No.60
吉志柚香キシユズカ
モデル,グラビア,被写体,映画・テレビ俳優,舞台俳優,脚本家 /
自己紹介PR
初めまして。
早稲田大学文学部を卒業後、女優として活動しております、吉志柚香と申します。

普段、強迫性障害を持つ女の子の実話を元にした作品や、コインロッカーに赤ん坊を遺棄した母親の役、父親から性虐待を受け心に傷を追った女の子の役など、頂く役はいつもどこか影のある役が多く、私の強みはそこなのかなと思っています。

特技は15年ほど続けているピアノで、最近、愛犬のポメラニアンゆっきーと共にピアノを弾く動画をYouTubeにupし始めたので是非見てみて下さい!

最近、私の人生で間違いなく1番大きな出来事がありました。
いつも私の一番の味方でいてくれていた最愛の母が亡くなりました。
どんな時も傍で支えてくれていた母に、いつかこの仕事で結果を残して恩返ししたい、そう思い、それを原動力に活動してきた私にとって、とても、とても、大きな出来事でした。
女優になりたいと思った中学の時、東京の事務所に所属して、高校生で家族も巻き込んで一緒に関東に来ました。私は家族の人生をも変えてしまいました。それなのに、私はお母さんに何も出来ないまま、お母さんは遠くに行ってしまいました。
後悔、悲しい、悔しい、ごめんなさい…色んな思いが渦巻き心がめちゃくちゃでした。そして、去年のミスiDの時にお母さんが「応募したら?」と勧めてくれたことを思い出しました。去年は最初の審査で落ちてしまったけれど…
もう二度と話すことは出来ないけれど、お母さんは絶対に見てくれていると、私は信じています。空から見てくれているお母さんの為にも、そして、自分の為に、私は吉志柚香として飛躍したいです。
ずっと埋もれたままなんかじゃ嫌だ。
私はこのままじゃ終われません。
中学生の頃から1度も変わったことの無い夢に近づく為に、今回再びミスiDに応募させて頂きます。


将来の夢:唯一無二の女優

よく言われる第一印象:影がある

でも本当は?:人見知り

テンションがあがる瞬間:愛犬と遊んでいる時

好きなアーティスト、歌手:T-ARA

好きな映画、アニメ:映画「生きてるだけで、愛」「八日目の蝉」

よく見るテレビ番組:千鳥の相席食堂

よく見るYouTube:ゆうこすモテちゃんねる

常々疑問に思っている常識:当たり前って何?

時間を忘れるほど没頭できること:愛犬と遊ぶ事、ピアノを弾く事

最近の悩み:自分を肯定できない事

あなたが自分で武器だと思うもの:積み重ねてきた様々な経験

あなたが自分で弱点だと思うところ:落ち込みやすい所

これから始めてみたいこと:自分でストーリーを書いてみたい

あなたにとってのアイドル、神様:石原さとみさん

ミスiDを知った時期ときっかけ:お母さんが勧めてくれました。

好きな、気になるミスiD(いなければなしでもOK):ゆうこすさん
所属
株式会社JIN-YA
審査員のコメント
赤澤える
表情も声色も言葉選びも暗くないのに、どこかほんのりと影を感じさせる役者さん。明るいのに暗いって、演出したくてもなかなか自然にはいきません。それをご自身の強みだと自覚されているところこそ彼女の強みだと感じました。
あえて言葉にしてお伝えしようと思いますが、個人的にはお母様に関する内容ではないお話しや表現に出逢いたいと強く感じました。その時の表情や表現を拝見して初めて、私たちが受け取った影の部分がその話題によるものなのか本当の魅力なのかが分かるような気がします。
女優・吉志柚香なら、きっと傷を表現に変えられるはず。お母様のことを胸にこの先どんな道を進まれるのか、とてもたのしみです。
小林司
早稲田大学文学部を卒業後、いくつかの職業を経て、舞台を中心とした女優に。
その女優・ミスiDを薦めてくれた母が去年死去した。その前に一度落ちてしまったミスiDをまたエントリーしようと思ったのはその母に見せられなかった思いに応えるためだ、と話してくれた。
そんな母と父への思いを語った一人芝居を最終面接では披露。
隠してる過去がありそれで母を傷つけてしまったことも公表してる。日本社会ではまだまだ実は再チャレンジすることへのハードルが異常に高い。でもほんとは過去は過去でしかなく、未来を支配するものであってはいけないはずで(加害とかはまた別の話)、自分のことであれば自分で取り戻せばいいに決まってる。
彼女の持つ鷹揚とした雰囲気は昭和の女優さんのようで、得難いものじゃないかと思います。決して主演を張るタイプじゃないかも知れないけど、絶対に世界に必要なタイプ。
CHEERZファイナルで1位をとってのアメイジングを使って、その希望を叶えてほしいと切に思います。
戸田真琴
お芝居と言って自分の体験を演じることには賛成しないのですが、(他人の人生を演じられてこそお芝居だと思うので)いろいろ大変なことを超えてそれでも夢を捨てずにいること自体はちゃんと肯定したいです。