MissID

今回エントリーしてくれた方の中で、かなりわかりやすい「社会」VS「個人」のはざまで苦悩している方でした。社会的な秘密に縛られて壊れそうになりながらでも、なんとか息のできる場所を求めてミスiDに応募して最終面接まで来てくれたことに感謝です。名前を隠しておこなうお仕事は、どれだけの反響があっても自分のポートフォリオには載せることはできませんが、そのぶんを取り返すような気持ちでもいいので、お仕事で得た経験や、能力に対する評価を貪欲に利用していってほしいな、とも思います。きっと真面目なので、秘密に押しつぶされてしまいそうな日も多々あることと想像しますが、ずるいことや約束を小さく破るくらいのことはぜんぜんしていいものだと思います。当たり前にスキルと魅力と才能のある方なので、少し方の力を抜いて、たまにしっかり休みながらやりたい方向へ進んでいけることを祈ります。もっとも大きなお仕事を隠しながらも、チアーズでこれだけの票数を集めている時点で、名前と顔を出して活動することについての才能もありあまるほどあるのだと思います。