ミスiD2015 山戸結希賞

No.41
千史チフミ
自己紹介PR
Q.将来の夢はなんですか? A.自分の考えを多くの人に知ってもらえる仕事!

Q.目標としている女性は誰? A.橋本愛さん、新垣結衣さん。

Q.あなたの密かな楽しみは? A.家で飼っている猫のおなかを触ることです!

Q.あなたの好きな言葉は? A.実るほど頭を垂れる稲穂かな。

Q.あなたにとってのアイドルは誰? A.関ジャニ∞!アイドルなのに、とっても面白くて尊敬しています。
審査員のコメント
青山裕企
最後に応援歌(校歌)を歌っていなかったら、完全に埋もれてしまったかもしれない。書類選考の地点では、かなり評価をしていました。本人も自覚していましたが、自撮りがとても上手く、それは突き詰めればセルフ・プロデュース能力が高いということで、あとは自意識の殻を突き破る(最後に全力で歌った時のように)、我を忘れて頑張る、などなど、まだまだ出来ることがあると思います。頑張ってください!
大郷剛
透明感すごくあった。聞き取れないくらい声が小さかったのですが、
最終審査では、会場がびっくりする程大きな声で歌ったのでそれから彼女が気になってしょうがない。
加藤一華
透明感のある子だなあと、最初からチェックしていました。 自撮り写真のおすまし顔が素敵で、もっと色々な表情も見てみたいです。
壁にぶつかった時、きっと悩んで内にこもっちゃうこともあるだろうけど、内に秘めているものは凄くキラキラしているから、最終面接時に歌ってくれた応援歌みたいに、どんどん行動して「千史道」をつくっていってほしいです。
これからさらに化けて、可愛くなると思いました。
期待しています! 最後に、千史って名前、いい!!!
岸田メル
透明感という言葉がぴったりの雰囲気。何がやりたいのか、何ができるのかわからない様子でしたが、全然、色んな輝きが漏れ出していましたよ。
自分の中から可能性を見つけて、時間をかけて磨いていって下さい。バカデカイ声の応援歌、最高でした。
草野絵美
自撮りが本当どれも素敵でした。自分の魅せ方が圧倒的に上手、ぜひ動画の自撮りにも挑戦したり、ハイクオリティ画質のセルフポートレートをやったりとか、ふつうの自撮りとなにか違うことをすると他の人と差がつくと思います。グラドル自撮り部の倉持さんも、みんながやらなかったことをやったことで有名になりました。アイデアを普段から考えて実行してみるといいと思います!
小林司
写真の印象とか、ひとことで言えば「透明感」なんだけど、実際に会うとそれとは別に「生身の魅力」感がまたあって、女の子って深いなあと思ってしまう。なんか心がザワザワする女の子。方向性的に本人はいやだと思うんだけど、あえてグラビアなんかもおもしろんじゃないかと思ってしまう。でも違うな。なんだかやっぱりわからない。でもなんか惹かれる。困った。すごくわからない。でもなんだか惹かれる。
佐久間宣行
全部終わった後でも、一番印象に残ってる女の子かも知れません。
出すまでに時間がかかるかもしれないけれど、中身は本当に強くて面白いなあと感じました。
tomad
一目見て目を見張るような清楚な立ち振る舞い。何もアピールポイントがないことを気にしている様子でしたが、被写体としての素材の良さは普段写真を撮るわけでもない僕でも感じたので、そういう面でさらに自信を持つとより世界が広がるような気がします。
東佳苗
その柔らかい見た目からは想像出来ないくらいの力強い意思と
動じることなく、突拍子もない行動をとれる姿勢に無限の可能性を感じます。まさに女優さんとして色んな面を魅せれるような存在だと思います。
山戸結希
最終審査の席で、言葉があまり出てこない様が、私にとっていっとう美しく、人にはきっと、何にもないから話せないときと、自分でもわからない程にありすぎて、どうしても話すことは叶わないときとがあって、堀越さんは後者であるなあ、爆発を、待っているのだなあという確信に体を貫かれました。
内面が膨張していくことに、今を生きる仕組みが対応していない感じ。
溢れてしまうから、黙っているしかないような。
だから、堀越さんが「あまり涙脆くなく、泣いたりしません」と言った次に涙がこぼれてしまったことも、審査員に求められても細い声でしか歌えなかった後、もう一度戻って来てくれて、別人のように力強い応援歌だけを歌って去っていったことも、道理だなあと思いました。(それがなくても、堀越さんに賞をお送りしたかったですし、そうなることは承知していたので、堀越さんの辿る一途を、一瞬も忘れずに寄り添って確認していたいような、ふしぎな気持ちでした。)
堀越さんには、思い当たる心の場所がありますでしょうか。
今の堀越さんは、満たされていますか。心の底から、満たされたことが、ありますか?
誰かと一緒に、どんなに幸せになったとしても、絶対に満たされない大きな穴があるのを、一人の世界で、感じたことがありますか。
もしも心当たりがあったなら、それは、女優さんとして、他の誰にも手に入れがたい、堀越さんだけの、大きな才能だと思います。
どうしても、どうしても見られたいという渇望だけが、誰かの心を引きちぎるように揺り動かすのだと信じています。
人に見られたい、ということの切実だけが、スクリーンの強度を支えている瞬間があります。
あの日の堀越千史さんの、爆発直前の呼吸に、私はそれをたしかに見てしまいました。
蓄積された想いが、あなたの皮膚に張り付いているようで、切なくもありました。
絶対に一緒に爆発したいなあ、と強く願いました。
堀越さんにお会いできて良かったです、
堀越さんに私のありうる時間を注ぎたい、そう願いました。
だから、堀越さんのあるひとときの時間を、私に全部下さい。
映画館の暗闇に差し込む光の真ん中で、笑っている千史さんが見たいです。