ミスiD2018 ファイナリスト

No.8
赤莉かえアカリカエ
女優,モデル,アニメ /
自己紹介PR
「もう逃げない」
これが私の強い意志。
もう自分の夢から逃げたくない。できない自分が許せません。やると決めたらトコトンやります。
昔からの夢は人前に出る仕事をする事。でも現実は違いました。夢から逃げ、求めたのは安定。就活という戦争を越えて社会に出て言われたのは「役立たず」先輩に言われたその一言が私に響きました。悔しい。その一心でまず自分にできることを真っ先に対処しました。
そこから観察・先読み・気配りを心掛け一歩先じて行動。今では仕事で司令塔として円滑に采配できる事を身につけました。黒い服が好きでコーディネートして出勤。しかし言われたのは「また、同じ服。」一般社会。それは自分を殺す事。経験して実感ある日自分で気がついた。「私でなくてもできる代わりがきく仕事だ」と。自分色を出せても所詮その程度その世界での生涯を想像。戦慄しました。そこは安定で私にとって夢からの逃げ道。このままでなるものか。昔の夢が蘇りました。
「休日に友達とどこに遊びにいくの?」
社会でふと受けるこの質問が苦痛。
皆さんには一人や二人くらいは親友が居るのではないでしょうか。学生時代のうちに親友の一人や二人作っている事が「普通」とされている社会。友達がいる前提でされる質問。適当に答えてしまえばそれまですが私はいつも心に引っ掛かります。何故なら休日は家に引きこもり、気軽に遊びにいけるような友達は一人も居ないから。社会で浮いていると思われないように当たり障りのない返答をする事にいつも罪悪感を覚えます。
私はぼっち。社会人ぼっち。
今ぼっちなだけではなくもうずっと。
頼れる人なんていないしずっとそう生きてきた。ぼっちで人見知りでも自力で生きるしかないから社会人になった。ぼっちでも人見知りでも自立して無難に生きて行く方法。
それは無茶してでも死ぬ気で就活して社会に出る事。なにもクラスで一人浮いているだけがぼっちじゃない。ぼっちがそのまま大人になると会社と自宅を往復するだけの社会人ぼっちになる。こういうぼっちもいるんです。
しかし私は脱却したい。
社会に埋もれて死ぬという人生と、世の中に爪痕を少しでも残せる人生なら私は後者を選びたい。「一度は日の目を見たい。」これが夢。
人一倍真面目で努力家だと自負しています。
どうか、努力の矛先がミスIDさんでありますように。



将来の夢:日の目をみること

チャームポイント:長い黒髪

好きな映画:ミニオンのシリーズ

好きなアーティスト、音楽:東京事変、パピスエ、SHANK

人生で「これだけは経験しておきたい」こと:バンドを組みたい!

元気アイテム:レモン汁

好きな言葉:変えれない過去を受け入れよう。変えれる未来を変えていこう。

あなたにとってのアイドル:ゆらちゃん
審査員のコメント
大森靖子
黒髪これだけ伸ばしても背が高くても威圧感がなくてしおらしい。個性派といえば個性派なのにエグ味がない、真っ黒に赤いリップでも毒がなくてチャーミング、天然っぽくて性格良さそう、名前もいいです。オシャレな人みて「私はどうせオシャレじゃないから…」とか「私みたいなのは着てはいけない服だな…」とか思ってしまうことが私は昔よくあったんですが、かえさんみたいな自分を貫いたぴったりなものを着用しているのをみてもそうはならず、「素敵だなあわたしもなんか服とか買おうかなぁ!」って思えてくるのが不思議です。本当に感動したら、どんなに自分が劣っていても悔しくなんかならないのと似ているのかな。メイクも可愛いです。
大山卓也
可能性は感じるものの、その能力の使い道がまだ見つからないのかな、という印象を受けました。真面目そうでしかもミステリアスという希有なキャラクターを生かして、あるべき自分を見つけてほしいと思います。
小林司
「もう逃げない。これが私の強い意志」
カメラテストで彼女が関西弁トーンで最初にいったこの言葉は、僕の中で今年いちばんホットワードでした。これなんでかいまでもよくひとりでつぶやいてしまいます。
そんな感じで、つまり赤莉かえはなにかはっきりわからない魅力に満ちてます。
スタイルもルックスもいいです。ふつうに恵比寿のアンニュイなバーで飲んでて(そんなことは年に一回もないのですが)、ふと隣を見たら赤莉がいたら「なんてアンニュイできれいなお姉さんだ」と思うと思います。
アンニュイ。それはなかなか手に入れられないものです。独特。それもなかなか手に入れられないものです。アンニュイで気だるい美しさを持ち、かつ独特な何かを持ってる赤莉かえは、逆にいえば美しさと独特以外のものはもうなにもいらないのです。あとは美しさと独特さだけに磨きかけ、自身を持ち(たぶんまだ全然持っていないと思うので)、あとは安売りせずに表現する方法を考えてほしいです。必要なら手伝います。
永遠に続く通勤地獄を抜け出すには、自分の焦点を絞ることです。忍者してる場合ではない(おもしろいけど)。