ミスiD2019 文芸賞

No.25
イトウハルヒイトウハルヒ
1月11日生まれ
159cm / B79 W59 H85 / モデル,文学 /
自己紹介PR
私の憧れは、同い年の女の子で自分の世界に人を引き摺り込むことができる人でした
彼女は「自分はこうしたい」「こうなりたい」とはっきり言える人でした
どんな意見にも反対意見はつきものですが、「それが何?」というスルースキルも併せ持っている人でした

かっこよかった、生まれて初めてそうなりたいと思いました

10代からずっと思っていたのに、何もできないまま気づいたら歳をとってしまいました

でもこのまま「何もしない自分」では終わりたくないので今回ミスIDに挑戦します
自分の憧れは自分で現実に変えます

まだ何も決まっていない私だけれど、自分の中を探すと服を作ることと文章を書くことと勉強することと写真に映ることとかわいいと言われることが好きです 
だから、自分でマーケティングして自分で服を作って自分でモデルして新しい女の子のためのアパレルブランドを作ります
外見は幽霊みたく儚くかわいいのに中身はどろどろして計算高く生臭い女の子に着てほしい洋服です

私の世界にみんなを引き摺り込むその第一歩として今回ミスIDに挑戦します



将来の夢:かわいい人 インフルエンサー フリーランスの企業広報 プログラミング(python/R)とマーケティングをマスターすること 服のデザイナー

特技:シミ抜き(大抵のシミならいける)

最近起きたウレシイ出来事:家計が予算内に収まったこと

好きな映画:リリイシュシュのすべて たかが世界の終わり

好きな本:砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない 虐殺器官

「これだけは人に負けない!」というもの:どんな時でも悪口を言わないこと

人生で「これだけは経験しておきたい」こと:インスタグラムで「ダニエルウェリントン様@danielwellingtonから時計をいただきました♡購入の際にクーポンコード「xxxx」を入れると15%OFFになります❤️」というステマ

元気アイテム:可愛い女の子の写真 かわいい服

落ち着くと思う場所:ベランダ

あなたにとってのアイドル:平手友梨奈さん 小松菜奈さん
審査員のコメント
大森靖子
脳波を勉強して人を客観的にみることができることになった、人の感情がわからなくて物理で把握するという手段を選んだ話おもしろい
写真も撮られるのうまいわ服をつくるのうまいわ、なんでもできる人ですごいなー
小林司
こんなに綺麗でほぼあらゆることができるのに、そのどれもが自分では決定的な武器だと感じられてない人の不幸さはなぜなんだろう。彼女を見てるといつもそう思います。
一言で彼女の魅力を強引に表すのであれば「フラジャイル」だと思う。脆さ。壊れやすさ。「割れ物注意」の貼り紙なんかにも書かれてるけど、美しい言葉。だけど、これは逆に例えば柳の木のように風にしなるけど絶対に倒れない「弱さの強さ」みたいなことでもある。弱さに潜む強さ。
ただそういうフラジャイルな魅力は、大声のように誰にでも伝わるものでもなくて、小さな弱い声は大きな声にかき消され、バカでも伝わるものしか伝わらないバカみたいな世界では、彼女のような女の子はやっぱり不利かもしれないなと思う。でも、自分のベースになるその繊細で豊潤なフラジャイルを決して捨てず、誰かを引き込み続け、いつかしなやかな強さに変わるまで絶対に表現し続けてほしいなと思います。
例えばだけど、吉本ばななさん(日本で最もフラジャイルなものの魅力を表現できる作家だと思う)の描く世界のようなものが、遠いイタリアまで届くような現実もあるわけで、いとうの儚さがメジャー性を確立することだって遠くないはず。
もしくは一旦何かわかりやすいフレームを導入してみては、と思うのだけど、それは何なのだろう。
鹿野淳
突破力の欠片もないのでこういうオーディションには不向きだけど、目に残る理性を感じさせる方でした。裏方タイプだけど、それは本当の裏方ではなくて、テレビに映ったりドラマの中の裏方みたいな、誰かを奴隷にしてしまう裏方イズムがありました。スタイルがいいのに猫背になりがちだったのがもったいなかったです。
辛酸なめ子
脳波についての知的なトークが印象的でした。脳波を極めてほしいです。