ミスiD2019 菅野結以賞
- 自己紹介PR
- 櫻井香純(サクライカスミ)といいます。
7歳からクラシックバレエとジャズダンスを高校卒業まで踊り、現在はコンテンポラリーダンス、フィンガーダンスを得意ジャンルとしています。最近はダンスに加えモデル、お芝居、MV出演、モーションアクトなどいろいろな事をやらせて頂いています。
↓昨年末に投稿したフィンガーダンスの映像です。
・https://youtu.be/_5e7Lhb3vi8
・https://www.youtube.com/channel/UC6aFBUGS61MLMEXJcsoxaDQ
髪型は数年前に「BLEACHの砕蜂みたいにして下さい」と言って切ってもらいました。アニメと初音ミクとラジオが好きです。
今のうちに何でも差し出しておこうと思いました。よろしくお願いします。
将来の夢 :恩を返すこと
チャームポイント :少し前まで歯列矯正でした今は髪型
特技 :どこでも踊れること
好きな映画 :千年女優、GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
あなたにとってのアイドル :KIMIちゃん
- 審査員のコメント
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- 大森靖子
踊りは全身よりフィンガーダンス好きでした。顔と踊りが一致してるのいいです!
- 菅野結以
からだひとつで少年にも少女にも鳥にも風にも怒りにも自由にもなれる人。
最終審査で踊る彼女を見ていたら、櫻井香純という媒体を通してたくさんの景色が、万物が、感情が、見えた。
インスピレーションを与えてくれる存在をミューズと呼ぶのなら、あの日彼女は完璧なミューズでした。
そしてこれからもっとたくさんの人にとっての、それになるのだと思う。
とても自由に踊っているように見えるけれど、その中にはどこか「踊ってないと死ぬ」というような切迫感とかギリギリ感があって、そういう「生きるか死ぬか」の表現にしかたどり着けない領域っていうのが、確かにある。
自分自身のほんとうの心の声と真正面から向き合って、正直に生きよう、表現しよう、とする人の顔は、佇まいは、くだらない世間の卑しさや浅ましさなんかじゃ到底汚すことができない強さがある。それを、“気高さ”と呼ぶ。
それを持っているってことは、どんな高級車や宝石よりも、ずっと価値のあることだと思うのです。
- 小林司
ダンサーであると同時に、とても小さな感覚を捉えることができる人、なんだと思う。
期間中、「shampooのpooって可愛い」とか「おばあちゃんち、トウモロコシ茹でるくらいしかやる事無いな」とか、時々呟くどうでもいいつぶやきを見ながらそう思ってました。
踊りや歌やパフォーマンスって、なんだか心の叫びみたいなものの発露じゃなきゃいけない、って思いがちなんですけど、彼女の踊りは彼女が持つ小さくて繊細なものへの感受性の集大成みたいだと思う。神は細部にしか宿らない。
そして彼女の発明でもある「フィンガーダンス」。これこそが櫻井香純の代名詞になるべきダンスで、これ、本当に素晴らしいと思います。菅野結以賞を獲って、ここからこのフィンガーダンスをまず徹底的にやり倒してほしい。広めてほしい。全てをフィンガーダンスで表現するくらいのしつこさで。肘から上で表現するわけだから全身表現の十分の一くらいの情報量だと思うのだけど、全身ダンスを見てるような気持ちの高まりを感じるし、それを涼やかにやる感じがまたたまらない。いろいろやっていく上で「くどいよ!」と言われるくらいこれは持っていってほしいと思います。世間というのは鈍感にできてるので。
あとはね、顔が可愛いですよね。とぼけてて。
- 鹿野淳
ダンス力がかなり優れていたし、踊るだけで何かを代弁する身体表現が優れていました。コマーシャルな世界で覚醒するかはわかりませんが、彼女の「舞い」にはストーリーがありました。